フラワーカップ2014年の傾向分析

フラワーカップ2014年の傾向分析を行います。


過去5年のフラワーカップは前走芝1600M戦からの距離延長馬が【4-2-1-22】勝率13.8％連対率20.7％複勝率24.1％単勝回収値225円複勝回収値67円です。単勝回収値が高いのは2009年ヴィーヴァヴォドカ（4360円）が大きく影響しているのですが、人気に関わらずこのローテーションに注目する必要はありそうです。


2012年1着オメガハートランドのように前走芝マイル戦で若干切れ負けした馬が、切れの要求されないフラワーカップで人気を落として差しきるイメージを持っておきたいなと思います。あとは2010年1着のオウケンサクラもそうですが、前走で人気より着順が下回っている馬の中山替わりで激走というパターン。または前走後方のまま敗退してフラワーカップで先行策をとって激走というパターン（2013年12番人気4着エクスパーシヴ）といった感じですが、決して前走が順調な結果を残した馬が実力を発揮できる舞台ではないということですね。


またフラワーカップに出走した馬は着順に関係なくレベルが高いといえます。過去5年ではフラワーカップ出走馬が次走で単勝5番人気以内に支持された場合【7-6-6-16】勝率20.0％連対率37.1％複勝率54.3％単勝回収値110円複勝回収値113円。このうち桜花賞に出走する馬も含まれ【0-1-1-1】という成績ですから、桜花賞で上位人気に支持されるフラワーカップ組は注目です。特にフラワーカップ出走組の次走5番人気以内の馬は牝馬限定戦で期待値が上昇します。フラワーカップ自体が牝馬限定戦なので、当然のことかもしれませんが。

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